当院では、医学・医療の発展のため、様々な臨床研究を実施し、患者さんの診療情報を個人情報の匿名化(患者さん個人が特定できない様に氏名や生年月日、住所等の個人情報を他の人に分からない様に編集すること)を行った上で、利用させていただいております。
進行中の臨床研究
Os acromialeの有病率、および関連因子に関する研究
診断支援ソフトウェア開発・臨床応用に関する後向き研究(多施設共同研究)
腹腔鏡下胆のう摘出術における胆のう癌の予測因子および最適治療の検証
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明を行い、同意を取得した上で実施します。
しかし、臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針等において、対象患者さんから直接同意を取得する代わりに、研究の目的を含めて情報を公開し、更に拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。
なお、研究への協力を希望されない場合や、臨床研究に関して知りたいことがある場合は、各研究の担当者にお知らせください。
仮に、研究への不参加を申し出られた場合でも、以後の診療において何ら不利益を受けることはありません。